この記事の内容
- ドリームペッツとは?
- 年代の見分け方を解説
- ドリームペッツとは?年代の見分け方を解説まとめ
ドリームペッツとは?
ドリームペッツとは、1957年から、1980年代前半までに日本で生まれたビンテージのぬいぐるみのことです。
素材は別珍素材で出来ており、種類は膨大で2000以上あります。
日本の職人さんの手によって生まれたドリームペッツは、多くの人を惹きつけました。
動物たちの表情は愛くるしく、約60年経過した今でも世界中から愛されています。
ちなみに80年代に、電動おもちゃの影響でドリームペッツは生産中止となっています。
現在は、ビンテージのぬいぐるみやおもちゃとして、認知されています。
ドリームペッツとは?
- 1957年から、1980年代前半までに日本で生まれたビンテージのぬいぐるみのこと
- 素材は別珍素材で出来ており、種類は膨大で2000以上ある
- 日本の職人さんの手によって生まれた
- 80年代に、電動おもちゃの影響でドリームペッツは生産中止になる
- 現在は、ビンテージのぬいぐるみやおもちゃとして、認知されている
ドリームペッツの年代判別
ドリームペッツの年代は、タグで判別します。
タグは、2つあり、これらのタグで年代が大体分かります。
2つのタグで年代を見分ける
- 体に縫い付けられた布タグ
- 糸で吊るされた紙タグ
1957年~1964年頃のドリームペッツ
星の個数と太陽の顔には、いくつかパターンが存在します。
紙タグは緑&黄もしくは、青&黄で構成された厚手の紙タグです。
裏面に製品番号がスタンプされています。
この年代の布タグは、織り込まれている文字の行数が2~4行です。
ドリームペッツの表記が無いものや、「made in Japan」だけのタグもみられます。
1957年~1964年頃のドリームペッツ
- 紙タグは緑&黄もしくは、青&黄で構成された厚手の紙タグ。
- 星の個数と太陽の顔には、いくつかパターンが存在する。
- 裏面に製品番号がスタンプされている。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が2~4行
- ドリームペッツの表記が無いものや、「made in Japan」だけのタグもみられる。
1965年~1969年頃のドリームペッツ
最も多く製造された中期。
紙タグは青色と黄色で構成された光沢のある薄手の紙です。
星の個数にはいくつかパターンがあります。
裏面には名前と製品番号がスタンプされています。
布タグは、織り込まれている文字の行数が5~6行です。
「ALL NEW MATERIALS」
「WOOD BY PRODUCTS」
などの文字が入ります。
1965年~1969年頃のドリームペッツ
- 最も多く製造されたドリームペッツ。
- 紙タグは青色と黄色で構成された光沢のある薄手の紙。
- 星の個数にはいくつかパターンがある。
- 裏面には名前と製品番号がスタンプされている。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が5~6行
- 「ALL NEW MATERIALS」もしくは、「WOOD BY PRODUCTS」などの文字が入る。
1970年以降のドリームペッツ
タグの形が楕円形から長方形になる。
裏面にはmy name is の下に名前と製品番号がスタンプされるデザインです。
「対象年齢4歳以上、幼児には、おすすめできません」という表記も入ります。
布タグは、織り込まれている文字の行数が6~7行です。
この年代から、台湾、フィリピンなどの工場でも製造されるようなりました。
その為、布タグにも製造国が記されるようになります。
1970年以降のドリームペッツ
- タグの形が楕円形から長方形になる。
- 裏面にはmy name is の下に名前と製品番号がスタンプされるデザイン。
- 「対象年齢4歳以上、幼児には、おすすめできません」という表記も入る。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が6~7行。
- 布タグにも製造国が記されるようになる。
- 台湾、フィリピンなどの工場でも製造される。
ドリームペッツを買う前に知っておきたい別珍素材
そもそも別珍素材って何?
別珍素材とは、簡単に言うと、コードュロイ生地の畝(うね)が無いバージョンのことです。
電車の座席の生地なんかを思い浮かべるといいでしょう。
短めの毛羽が立ち、少しザラッとしている生地感です。
補足ですが、名前の由来は、ベルベッティーンが転じて“べっちん”になって別珍と当て字をしたといわれています。
ドリームペッツ購入時の注意点
別珍素材の弱点は、摩擦なので、パイル(毛羽)が擦れて消失することがよくあります。
別珍素材が使われたドリームペッツも例外ではなく、毛羽の抜けに注意するのに越したことはないです。
ネットなんかで購入する際は、注意深く見るといいでしょう。
ドリームペッツまとめ
ドリームペッツとは?
- 1957年から、1980年代前半までに日本で生まれたビンテージのぬいぐるみのこと
- 素材は別珍素材で出来ており、種類は膨大で2000以上ある
- 日本の職人さんの手によって生まれた
- 80年代に、電動おもちゃの影響でドリームペッツは生産中止になる
- 現在は、ビンテージのぬいぐるみやおもちゃとして、認知されている
2つのタグで年代を見分ける
- 体に縫い付けられた布タグ
- 糸で吊るされた紙タグ
1957年~1964年頃のドリームペッツ
- 紙タグは緑&黄もしくは、青&黄で構成された厚手の紙タグ。
- 星の個数と太陽の顔には、いくつかパターンが存在する。
- 裏面に製品番号がスタンプされている。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が2~4行
- ドリームペッツの表記が無いものや、「made in Japan」だけのタグもみられる。
1965年~1969年頃のドリームペッツ
- 最も多く製造されたドリームペッツ。
- 紙タグは青色と黄色で構成された光沢のある薄手の紙。
- 星の個数にはいくつかパターンがある。
- 裏面には名前と製品番号がスタンプされている。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が5~6行
- 「ALL NEW MATERIALS」もしくは、「WOOD BY PRODUCTS」などの文字が入る。
1970年以降のドリームペッツ
- タグの形が楕円形から長方形になる。
- 裏面にはmy name is の下に名前と製品番号がスタンプされるデザイン。
- 「対象年齢4歳以上、幼児には、おすすめできません」という表記も入る。
- 布タグは、織り込まれている文字の行数が6~7行。
- 布タグにも製造国が記されるようになる。
- 台湾、フィリピンなどの工場でも製造される。
一度見たら、集めたくなるドリームペッツでした。