古着屋さんで、よく見るメッセージが入ったラバー素材の置物。
あれって一体何なの?って声が意外と多いので、解説してみました。
この記事の内容
- メッセージドールと呼ばれるアメリカのヴィンテージトイに関する知識
- メッセージドールの基本的な種類とレアものを解説
- メッセージドールまとめ
メッセージドールとは?
メッセージドールとは、60年代から70年代頃にアメリカで流行したラバー素材の置物のことです。
アメリカでは、シリースカルプスと呼ばれています。
日本では、メッセージが書かれているため、メッセージドールと呼ばれる事が多いです。
ちなみにシリ―スカルプス(Silli sculpts)という名前の由来は、sillyは「ばかげた」、sculptは「スカルプチャー(彫刻品)」という意味の造語です。
意訳すると「馬鹿げた彫刻」です。
当初は台座部分に書かれているメッセージはなく、滅多に売れませんでした。
しかし、ユーモラスなメッセージを入れてからヒット商品となります。
- 正式名称 : Silli sculpts (シリースカルプス)
- 通称 : Message Doll (メッセージドール)
メッセージドールの基本的な種類とレアものを解説
メッセージドールの基本的な種類
- スーパーワイズガイ
- 黒人系
- ヒッピー系
- デビル系
- エロ系
- 動物
- 老人
- 子供
スーパーワイズガイ
とにかくデカいです。
部屋にあると存在感抜群です。
黒人系
【black is beautiful】黒は美しい
1960-70年代の黒人運動のスローガンで
当時の時代背景が見えてきますね。。
レア度も高いですね。
ヒッピー系
【PEACE】ベトナム戦争の影響でしょうか?
1970年代のヒッピースタイルでピ―スマークのネックレスが。特徴的で珍しいです。
これもレア度が高いです。
デビル系
【I'm a Horny Little Devil】 私は小さい角の悪魔
ちょっとかわいい。
一般的な希少価値の高さ
黒人→ヒッピー→デビル→エロと続きます。
そのため、黒人は、金額を高めにしているお店が多いですね。
エロ系
【think big!!!】
エロ系も希少で価値は上がっています。
動物系
【 I LOVE YOU THIS MUCH 】こんなにたくさん愛してる
愛くるしい
老人系
じぃちゃんに贈ると泣くやつです。
子供系
こういうのは、何個あってもいいですから
メッセージドールまとめ
60年代から70年代頃にアメリカで大流行したメッセージドール。
気持ちを伝えたい時にも、使って見るといいかもですね。
ちなみに、80年代後半には製造が中止されていますので今後、更に希少価値が上がります。
今のうちに、コレクションしておきたいですね。
メッセージドールまとめ
- 1960年代後半から70年代にかけてアメリカで流行した人形
- メッセージやデザインは豊富にあるので、集めてインテリアとして人気がある。
- 贈り物としてもオススメ。
- 80年代後半には製造が中止している。
- 現在も製造していない為、希少価値が高い。
メッセージドールの基本的な種類
- スーパーワイズガイ
- 黒人系
- ヒッピー系
- デビル系
- エロ系
- 動物
- 老人
- 子供
一般的な希少価値の高さ
黒人→ヒッピー→デビル→エロと続きます。
そのため、黒人は、金額を高めにしているお店が多いですね。
以上、メッセージドールでした。