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『PENDLETON』の歴史を駆け足で振り返ろう

07/04/2021

tar

●アメカジ歴15年
●174cm
●着用イメージやサイズ感の参考に。
●実際に使用して、良かったものを記事にしています。

今回のテーマは、ウールシャツブランケットで有名な『PENDLETON(ペンドルトン)』です

PENDLETON(ペンドルトン)の歴史

ネイティブ・アメリカン柄のブランケットを製造

1863

イギリス人のトーマス・ケイがアメリカのオレゴン州に移住。

移住後、毛織物職人の経験を活かしネイティブ・アメリカン柄のブランケットを製造します。

巨大なビジネスファミリーが誕生

1876

トーマス・ケイの娘であったファニーが小売業者であったC.P.ビショップと結婚。

この結婚により製造業と小売業が一緒になった為、巨大なビジネスファミリーが誕生します。

製造工場を立ち上げる

1889

トーマス・ケイはオレゴン州セイラムにウール製造工場を立ち上げました。

主な製品は、ネイティブアメリカン向けのベッド用毛布やローブです。

『ペンドルトン社』を設立

1909

オレゴン州ペンドルトンに遊休状態の工場をビショップ氏の息子達が、改良を行い、『ペンドルトン社』を設立

その後、色鮮やかなパターンのネイティブ・アメリカン向けブランケットを製造します。

オレゴン州ペンドルトンは、温暖な気候と豊富な水にめぐまれた環境なので、良質の羊毛が育まれる条件が整った絶好の場所です。

1924

『ペンドルトン』の技術を活かして、ウールシャツを販売

売れ行きは好調で、『ペンドルトン』というブランド名が広く知れ渡りました。

2021

ペンドルトン社は、創業以来から現在まで6代にわたるファミリービジネスを行っています。

アメリカンのブランドとして多くの人に愛されており、『アメリカの良心』と言われるようになりました。

PENDLETON(ペンドルトン)の特徴

『バージンウール』

『バージンウール』とは、子羊から初めて刈り取った毛のことです。

一頭の羊から一回しか刈れないため量が少なく貴重なものとなります。

ウールの性能は、保湿性に優れており、速乾性、吸湿性が高くバージンウールならではの柔らかさがあります。

ペンドルドンの製品には、全てバージンウールが使われており、バージンウール特有のしなやかな暖かさを体感出来ます。

『自社工場』

ペンドルトン社は、紡績、染色、生地織り、品質管理や製品作りを、自社工場で一貫して生産しています。

"warranted to be a Pendleton(ペンドルトン商品であることを保証します)"
というネームタグから分かる通り

一貫して生産しているからこそ、品質に絶対的な自信があるので、買う側も安心して購入することが出来ます。

『チーフ・ジョセフ柄』

ペンドルトンと聞いて『あの独特なネイティブ柄!』と思い浮かべる人も多いと思います。

あの柄には名前があり、『チーフ・ジョセフ柄』という名前があります。
アメリカ先住民のインディアン酋長『チーフ・ジョセフ氏』が由来です。

独特なパターンは、インディアンが伝統的に使ってきたパターンをベースに、火や動物、山や川などの自然をデザインしたもの。

実際に、インディアンに好まれて普及しており今では、万人に愛される柄となりました。

ペンドルトンの定番

『ウールシャツ』

ウールシャツと言えばペンドルトンという人も僕だけではないはず。

バージンウールを使用し高品質で完成度が高く、収集している人も多いですよね。

tar

僕も収集している1人ですが、何故集めるのか、いくつか理由があります。

収集する理由

  • 『シンプルでカッコいいから』
  • 『コスパが良くて長持ちする』
  • 『年代ごとに違いがあり男心をくすぐる。』『シンプルでカッコいいから』

『シンプルでカッコいい』

『シンプルでカッコいい』が成り立つには、高品質であることがポイントです。

tar

ペンドルトンのウールシャツはバージンウール100%使用しているため品質は最高です。

『コスパが良くて長持ちする』

ペンドルトンのウールは、アウトドアブランドのアイテムと同等に長持ちします。

ペンドルトンの伝統技術で仕上げる生地は、しっかりしていて売れる理由も納得です。

僕も数枚、50~70年代のウールシャツを持っていますが、破れほつれもなく今でも着ています。

何年も前に作ったものが今でも着れている技術と素材がペンドルトンの良いところですね。

最近、アウトドアシーンでペンドルトンが売れていますが、人気の理由は丈夫で長持ちする所にあります。

『年代ごとに違いがあり男心をくすぐる。』

これは、完全に好みの話ですが年代ごとにタグの表記が微妙に違ってきます。

ディテールの違いは長くなるので、また次回のテーマにしようかと思います。

個人的な話になりますが、10年前は、年代物のウールシャツは、古着屋でよく見かけました。

tar

最近は、あまり見かけなくなり値段も高くなったと感じます

1万円以下で買えていたのが、今では買えないというのがテンション下がりますね。

『ブランケット』

ペンドルトンのブランケットの素材は、大きく分けて2種類あります。

  • 『ウール素材』
  • 『コットン素材』

『ウール素材』

ウール100%のブランケットは商品点数が少なく高価、貴重、贅沢の3テンポです。

tar

まさに贅沢品です。

コットン素材』

表は高級感のあるベロア調

裏は通常のタオルと同じくループ織りという肉厚な素材感。

コットンを使用したブランケットは、ウール100%に比べるとリーズナブルです。

また柄のバリエーションが豊富なのも人気の理由の一つ。

売り切れの柄も多いので、タイミングが合えば手に入れたい一枚。

ペンドルトンのブランケットは、色味が鮮やかでお洒落なので、インテリアにもおすすめです。

ソファやベットのカバー、車の後部座席に置くだけで、アクセントになり、お洒落で機能的。

このブランケットは、サイズにもよりますが1万円以下なので、プレゼントにおすすめですよ~。

tar

ちなみに人気の柄は、入荷待ちが普通なので余裕を持って計画を立てましょう。

ペンドルトンは、インテリア商品、バッグ、アパレルまで幅広く手掛けていますので、また今度、記事にしたいと思います。

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