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『L.L.Bean』の歴史を駆け足で振り返ろう

22/04/2021

tar

●アメカジ歴15年
●174cm
●着用イメージやサイズ感の参考に。
●実際に使用して、良かったものを記事にしています。

今回の記事は、『L.L.Bean(エルエルビーン)』です。

アウトドアでファッショナブルなエルエルビーンは100年の歴史があり、知っている人も多いと思います。

『L.L.Bean』の歴史

創業者のレオン・レオンウッド・ビーン

1911

創業者であるレオン・レオンウッド・ビーン氏がメイン・ハンティング・シューを開発。

レオン・レオンウッド・ビーン氏は趣味であるハンティングをした際に、ブーツに水が浸み込み濡れてしまった足を見て、濡れない為のアイデアを思いつきました。

そして、ゴムのボトムに革のアッパーを縫い付けて足が濡れることを防げるブーツ『メインハンティングシューズ』を開発。

このメインハンティングシューズがいわゆる、『ビーン・ブーツ』と呼ばれ、当時大きな話題となり『L.L.Bean』の名はアメリカのアウトドア愛好家の間で一躍有名となります。

1924

レオン・レオンウッド・ビーン氏は代表作となる『フィールド・コート』を発売。

もともとハンターでもあったビーン氏が、ハンティングにつきものの棘のあるイバラや、冷たい霧雨といった悪条件からハンターたちの身を守るために考案されたジャケット。

発売当時は『メイン・ダック・ハンティング・コート』と呼ばれており、販売してから瞬く間にハンターたちの人気商品となりました。

L.L.Beanのカタログ

1927

L.L.Beanのカタログが国内で最も高い評価を受ける。

創業から15年、商品の幅を広げてアパレルやスポーツギアなども手掛けるようになりました。

それに伴いカタログの種類、中身が充実し、広告業界『Postage』で、米国1位のカタログと評価されます。

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当時のカタログは、貴重な資料としてオークションで取引されています。

1934

『ジッパー・ダッフルバック』が発売開始。

本来は水兵や船員が私物を入れる『雑嚢(ざつのう)』のことをダッフルバックと言われていました。

エルエルビーンは、そのダッフルバックに、『フックレス社のジッパー』を使用し、頑丈で使いやすいダッフルバックとして売り出しました。

大恐慌の中、L.L.Beanの年間売上は100万ドルを記録

1937

有給休暇制度の定着やキャンプ・フィッシングなどのアウトドアが流行ったことから、さらに人気を呼び、売上を伸ばし続けました。

1944

『アイスキャリア』(現在の呼び名は、ボート&トート)が発売開始。

もともと氷や木材を運ぶように作られたシンプルで飽きのこないデザイン。

今でもメイン州自社工場で手作りされているロングセラー商品です。

フリーポート・ストアは24時間営業。

1951

メイン州フリーポートにあるストアは、ハンターたちが狩りに出かける早朝に訪れることが多い為、ストアを365日24時間営業に変更、ビーン氏は、「鍵を捨てた。」と宣言しました。

調べてみると、今、現在も24時間営業しているみたいです。

tar

いつかは、いってみたいですね〜!

1965

『ノルウェージャン・セーター』が登場。

凍てつく寒さから体を守るノルウェーの漁師が使用していたヘビーウエイト・セーターに着目、開発に至る。

ノルウェーの伝統的なバーズアイ模様で編み上げており、高品質のノルウェー産ウール100%は、肌寒い季節にしっかりと体を温めてくれます。

ネイビーにホワイトのバーズアイ模様は、今やエルエルビーンの代表アイテムのひとつと言っても良いくらい有名なデザインとなりました。

創業者のレオン・レオンウッド・ビーン

1967

レオン・レオンウッド・ビーンは94歳で逝去。

同社には5万通のお悔やみが届き、365日通年営業だったお店も葬儀の日はお休みとなりました。

社長、レオン・ゴーマン

1967

レオン・ゴーマンが社長に就任。

レオン・レオンウッド・ビーンの逝去後、孫のレオン・ゴーマン氏がL.L.Beanの社長に就任し、その後、会社の急成長、拡大、近代化を進めた。

1987

『カタディン・ロゴ』が誕生。

アウトドアの美しさを象徴するカタディン・ロゴ。

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いわゆる『旧ロゴ』です。

このタグのウェアや小物類は、80〜90年代のヴィンテージとして扱われており、最近では、復刻版が出て話題になっています。

日本初のL.L.Beanストアがオープン。

1992

日本初のL.L.Beanストアが開店。

1990年代、日本の観光客が毎日のようにフリーポートのL.L.Beanストアまで買い物に来ていました。

この新しい市場に対応するため、L.L.Beanは東京に3店舗目をオープン。

ブーツモービル

2012

L.L.Beanは創業100年を迎え、『ブーツモービル』を作る。

ブーツモービルとは2012年、創業100周年を記念して米国本社で、制作された車のことです。

画像の通り、ビーン・ブーツを元に製造。

5年にわたって14の州を横断し16万マイル以上を旅してSNS等でも話題となり、アメリカで、2台が活躍しています。

そんな、ブーツモービルですが、実は日本にも2017年に3台目がデビューしています。

高さ3.4m×幅2m×長さ5mの大きなビーン・ブーツ

生まれは、北海道。三兄弟の末っ子として、日本で頑張っています。

実際に見たい方は、Twitterでイベント告知などしていますのでチェックです。

2021

現在は、コロナの影響もあり、アウトドアやキャンプの人口が増えています。

それに伴い、エルエルビーンの人気もさらに出てきました。

tar

ロングセラーアイテム、1つだけでも持っておきたいですね。

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