読む前に結論
- この記事は、『RAT FINK』の誕生秘話について解説しています。
- これを読むと、あのキモグロネズミがキュートで愛くるしく見えてきますので、最後までお付き合い下さい。
- 最後に雑学も紹介してます。
今回のテーマは、ホットロッドカスタムカルチャー、アメカジや古着好きなら一度は見たことがある『RAT FINK』です。
ラットフィンクの謎
- いつの時代に誰が描いたのか?
- 何故、薄汚れたネズミなのか?
こういった疑問に答えるためにRAT FINK誕生にまつわる小話を紹介します。
RAT FINKの誕生
1961年
ピンストライパーの大御所『Ed “BIG DADDY” Roth (エド "ビッグ ダディ" ロス)』が「ミッキーマウスの親父ってきっと こんな感じだったんだぜ。」とレストランのナプキンに落書きしたのが、このラットフィンクだったと言われています。
デザイン的な特徴
清潔感とは、真逆の存在にいるネズミとカスタムカーがイラストされることが多いです。
カラーリングも毒々しくインパクト大。
周囲に群がっているハエが不潔感を一層、高めます。
少年達の心を掴む
しかし、よーく見てみると、不思議なことにだんだんと可愛く見えてきます。
可愛く見えるのは、僕らだけではなく、当時の不良少年達にも『クールだ!!』と大受け。
ラットフィンクが世の中に受け入れられて、サーフィン、スケート、ロックカルチャーにも影響を与えました。
グッズ
世界で愛されているラットフィンクは、今ではグッズもたくさん生産されています。
アパレルやステッカー、バケツ、コインケースなどきりがないくらいです。
街中で見かける事も少なくなく、ヴィレッジヴァンガードにも取り扱いがあります。
雑学
RAT FINKの仲間達
また、ラットフィンク誕生後も続々とエドロス氏の個性豊かなキャラクター達が生まれています。
どいつもこいつもワルでイカした仲間たちです。
Mr. Gasser(ミスター ガッサー)
Mother’s Worry(マザーズ ウォーリー)
SIDE WALK SURFER(サイドウォークサーファー)
DRAG NUT(ドラッグナット)
ENGEL FINK(エンジェル フィンク)
意外と見たことあるけど、名前が分からないって人多いですよね?
ラットフィンクまとめ
『RAT FINK(ラットフィンク)』とは?
- ピンストライパーのエドロス氏がミッキーの親父をイメージして描いたキャラクター。
- 誕生した当初は、アメリカの不良少年達に好まれた。
- その後、不良少年達が愛したカスタムカルチャーと一緒に発展する。
- 現在も、アメカジやカスタムカルチャーに広く受け入れられ親しまれている。
エドロスが生み出すキャラクターは、見ていると男心をくすぐってワクワクしてきますよね。